バイデン守護霊が放言 「アメリカ人は一人も死んではいけないが、ウクライナ人が何人死んでも関係ない」
2022.05.02
画像: Spike Johnson / Shutterstock.com
バイデン米大統領の守護霊が、4月12日に幸福の科学グループ・大川隆法創始者兼総裁のもとを訪れて、「霊言」を語った。これまでバイデン守護霊は、2021年1月にも就任を目前にした"所信表明"(『バイデン守護霊の霊言』所収)を語っている。今回の「霊言」は、直近のウクライナ情勢を受けての"発言"だ。
霊言の全編は、「神から見放された男-バイデン守護霊の霊言-」として、4月24日から幸福の科学施設で開示されている。本稿では、バイデン氏来日を控えての重大性に鑑みて、国際政治分析の観点から注目される箇所を、3点にわたり紹介する。
"ロシア潰し"がバイデンの目標
第一に、ウクライナ紛争をめぐるバイデン大統領の本音についてだ。バイデン守護霊は「ローマ対カルタゴなんだ」「ロシアは潰しておきたい」と述べて、究極の目的が"ロシア潰し"にあることを、何ら隠すことなく明言した。現在、ウクライナへの軍事支援のほかロシアへの経済制裁が行われているが、ウクライナの領土保全やロシアからの侵略阻止は、あくまでも名目であるとの本心が判明した。
バイデン守護霊が「ローマ対カルタゴ」との比喩を用いたことからは、ロシアの国土を完全な焦土とする、徹底的な殲滅作戦が念頭にあることが連想される。たしかに4月18日には、大川隆法総裁のもとにゼレンスキー大統領守護霊が訪れて、「ロシアに核ミサイルの雨を降らせてほしい」との心境を語っている。バイデン氏の底意とゼレンスキー氏の狂気は、明らかに共鳴し合っている。こうした当事者たちの深層心理から読み解くかぎり、今後のシナリオは破局的な事態へと暴発する可能性があるということだ。
こうした「霊言」のなかで語られた言葉は、現実の政治外交的な動きとも符合している。4月24日に、ブリンケン国務長官とオースティン国防長官が揃ってキエフを訪問して、ゼレンスキー大統領と会談した。翌日の4月25日には、オースティン国防長官は国境付近のポーランドでの会見で、「ロシアがウクライナ侵攻のようなことをできない程度に弱体化することを望む」と述べた。
オースティン発言は、バイデン政権としての意思が「ロシアの弱体化」にあることを鮮明にしている。ウクライナ防衛のための支援というスタンスを超えて、まさに"ロシア潰し"に踏み込もうとしていることが見て取れる。バイデン守護霊が「ロシアは潰しておきたい」と語った内容は、およそ二週間後には、オースティン発言のなかに表現されている。霊的秘義として行われる「霊言」の言葉のなかに、近未来の動きが予告されていることが、改めて確認された事例となった。
プーチンを"縛り首"にしたい
さらに、バイデン守護霊は「プーチンをサダム・フセインにしたい」「プーチンを縛り首にして、核兵器を没収したい」と述べて、敵意をむき出しにした。そこでは、2003年のイラク戦争になぞらえて、アメリカの"大義"の下で、敵国の最高指導者を抹殺したいとの本心が吐露されている。しかし、バイデン氏の過激な反プーチン感情を前にして、プーチン氏は核兵器の使用も辞さない覚悟だ。ウクライナ紛争が米ロ対決の世界大戦にエスカレートするのかは、まさに予断を許さない状況だ。
そして、バイデン守護霊はさらなる本音を炸裂させた。「ウクライナ人がロシアと戦えばいい」と語りながら、「アメリカ人は一人も死んではいけない」「ウクライナ人が何人死のうが関係ない」と放言した。こうした守護霊の言葉は、たんなる不規則発言のように映るかもしれない。しかし、現実のバイデン政権の外交スタンスをつぶさに見れば、まさしく象徴的な本音トークであることが分かるだろう。
ロシアのラブロフ外相は4月25日に公開されたインタビューで、「NATOは本質的に代理人を通じてロシアと戦争しており、その代理人を武装させている」と発言した。ウクライナが、アメリカが主導するNATOの代理戦争を行っているとの指摘だ。そうした見解に沿えば、ウクライナの人々は、実質的な米ロ戦争の犠牲とされていると見ることもできるだろう。バイデン守護霊の放言は、そうした代理戦争の構図の核心を語ったものだ。
すべてはバイデン"再選"のため
第二に、ウクライナ紛争とアメリカの内政問題のつながりについてだ。バイデン守護霊は、今後について「再選することしか考えていない」と率直に述べた。また、ロシア敵視政策の動機が"選挙対策"ではないのかと問われると、「もちろんです」とあっさりと認めた。
つまり、秋の中間選挙と2024年大統領選が、自身にとっての最優先課題であるということだ。現在のバイデン大統領の支持率が、就任後では最低水準の40%前後となるなかで、今後の選挙では民主党の惨敗は必至となっている。現実味を帯びているのが、トランプ氏による政権奪還のシナリオだ。
そうしたなかで、バイデン守護霊は「トランプを捕まえて、刑務所に放り込みたい」「あいつは嘘つきだから。詐欺師だから。ペテン師だから」と感情を露わにした。トランプ氏を糾弾することで、共和党の反攻を牽制したいとの心理も、そこには窺える。直近の動きとしても、ハンター疑惑が再燃するなかで、共和党議員からは究明を求める声が続々と上がり始めている(関連記事: ハンター・バイデン疑惑に共和党議員から続々と非難の声)。自らの疑惑から国民の目をそらすために、ウクライナ紛争を焚きつけているとするならば、あまりにも利己的な動機といえるだろう。
ウイルス兵器開発への関与を告白
第三に、コロナ・パンデミックをめぐる禁断の事実についてだ。バイデン守護霊は、「中国がウイルス兵器でアメリカ人を100万人殺したかもしれないが、その開発にあたってはアメリカも関与しているため追及することはできない」と告白した。つまり、中国からの生物兵器による攻撃が、パンデミックの真相であるということだ。そして、その生物兵器開発には米国政府も関与していたことを、現職の米国大統領が「霊言」のなかで認めたということだ。
バイデン守護霊は「オバマ政権は中国と蜜月関係だったから」「民主党(政権)時代に開発したことになる」と述べて、舞台裏の事情を解説している。オバマ政権の副大統領として外交問題の当事者となっていたのは、他ならぬ現在のバイデン大統領だ。なお、最近ではハンター・バイデン氏がウクライナの生物兵器研究所に関与していたとの新情報も判明している(関連記事: ウクライナの生物兵器研究所にハンター・バイデンが関与した証拠が明らかに )。
こうした事情を受けて、バイデン守護霊は「外敵をつくることが大事で、これはヒトラーがやったことだ」と述べている。ちなみに、4月11日にプーチン守護霊も、ウクライナ紛争の背後には、中国発コロナ・ウイルス戦争の真相をすり替える企みがあることを指摘している(関連記事: プーチン守護霊が激白「世界大戦を起こすよりは ゼレンスキーに死んでもらった方が世の中のためだ」 )。つまり、バイデン政権にとっても中国共産党にとっても、ロシアを敵視してスケープゴートにすることが好都合だとのシナリオが存在しているということだ。
岸田外交はバイデン政権に盲従するのか
以上のとおり、バイデン民主党政権の狡猾な権謀術数のために、ウクライナ紛争の混迷がもたらされていることが、「霊言」によって解明された。バイデン氏の邪悪な意思がウクライナの人々の惨禍を招いているならば、その政治指導者としての判断の誤りは、やがて神の前で裁きを受けることになるだろう。
バイデン氏来日が決まり、5月23日には岸田首相との日米首脳会談が予定されている。バイデン民主党政権のロシア敵視政策に盲目的に追随する外交方針は、本当に日本の国益にかなうのか。わが国は、東アジアで中国・ロシア・北朝鮮に取り巻かれ、三つの核武装国家の連携に直面しようとしている。バイデン守護霊の「霊言」の意味を読み解くことは、日本の針路を模索するうえで重大なカギとなるはずだ。
(幸福の科学国際政治局長 藤井幹久)
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2022年4月24日付本欄 自らをアメリカの神にする戦慄の戦略を霊言で暴露 第四次世界大戦を誘発するバイデン・ゼレンスキーに世界を委ねてはならない
https://the-liberty.com/article/19458/
2022年4月3日付本欄 オリバー・ストーン監督×プーチン大統領が登場する 衝撃の映画『ウクライナ・オン・ファイヤー』
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