英ジャーナリストが西側諸国のウクライナ支援を批判し、戦争の終結を主張 戦争を長引かせれば、ウクライナを荒廃させるのみ

2022.04.29

画像:Lina Reshetnyk / Shutterstock.com

《ニュース》

イギリスのジャーナリストであるアンガス・ロックスボロー氏が、ウクライナに対する西側諸国の支援がウクライナを荒廃させ、何も残らない状態にする前に今すぐ戦争を終結させなければならないと、27日付英紙ガーディアンへの寄稿記事で指摘しました。

《詳細》

ロックスボロー氏は、「西側諸国がウクライナを支援することは正しい」と語りつつも、「私たちが行っている支援が、ウクライナという国を守るための正しい方法であるかどうかは分からない」と指摘。「この戦争が長引けば長引くほど、ウクライナ人が故郷を離れ、家や町、産業、経済に壊滅的な打撃を与えることになる」と警鐘を鳴らしました。

その上で、「西側の指導者たちは、武力で地図を塗り替えようとするプーチンに報いるようなこれらの問題を切り出す気になれない。むしろより正確に言えば、ウクライナに戦わせて、ロシアを打ち負かすことを望んでいる。しかし、一つだけ確かなことは、プーチンは決して敗北を認めないということである」と指摘。

「もし西側の指導者が、ウクライナを手厚く支援することでウクライナの軍事的勝利が得られると考えるなら、プーチンの意図と決意を致命的に読み違えたことになる。ウクライナのために、私たちが守りたい国が何も残らないうちに、いずれにせよ今すぐ彼を止める必要がある」と結びました。

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タグ: 中国  アンガス・ロックスボロー  バイデン大統領  戦争  支援  ウクライナ  ロシア 

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