ドイツ首相が「ロシアからのエネルギー調達続ける」と表明 制裁強化の先に事態の打開策はない
2022.03.08
《ニュース》
ロシア産原油の禁輸措置について議論が行われる中、ドイツのショルツ首相は、「他の方法では確保できない」として、ロシアからのエネルギー調達を続ける方針を表明しました(8日付読売新聞電子版)。
《詳細》
7日にアメリカのバイデン大統領、イギリスのジョンソン首相、フランスのマクロン大統領、ドイツのショルツ首相がビデオ会議形式で会談を行い、ロシアへの制裁強化で一致したと報じられています。
同日、ショルツ首相は声明を発表し、ロシアからのエネルギー調達を続ける方針を示しました。ドイツは天然ガスの55パーセントをロシアから輸入していることから、「電力や産業のエネルギーは、現時点で他の方法では確保できない。公共サービスや国民生活に不可欠だ」と述べ、代替エネルギーの開発については「一朝一夕にできることではない」と説明しています。
《どう見るか》
「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
「ザ・リバティWeb」協賛金のご案内
YouTubeチャンネル「未来編集」最新動画