5月の完全失業率が悪化、休業者も増加 緊急事態宣言や休業要請が人々の生活を破壊する

2021.06.30

《ニュース》

総務省が発表した5月の完全失業率は3.0%でした。緊急事態宣言の影響などで、完全失業者は、前月比で10万人増加しています。

《詳細》

労働力人口で、職がなく、求職活動をしている「完全失業者」は211万人となり、16カ月連続で増加しています。

5月の就業者は6667万人ですが、新型コロナウィルスの感染が拡大する以前の2019年5月と比較すると、65万人減少しました。

また、休業者数は212万人で、前月よりも13万人増えています。緊急事態宣言などで営業自粛を迫られる宿泊業や飲食業では休業者が18万人増えていることが影響しています。

厚生労働省は、事業主が雇用の維持のために休業手当に要した費用を助成する「雇用調整助成金」について、営業時間の短縮要請などに協力した企業に増額する特例措置を8月まで延長することを発表。また、勤務先から休業手当を受け取れない労働者が、直接現金を申請できる「休業支援金」の申請期間を8月末まで延長することを発表しています。

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タグ: 求職  自殺  休業要請  緊急事態宣言  完全失業率  雇用調整助成金  失業者  休業者 

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