マイナンバーカード、健康保険証としての利用の検証開始 その先にある国民監視

2021.03.05

画像:umaruchan4678 / Shutterstock.com

《ニュース》

マイナンバーカードを健康保険証として利用する「オンライン資格確認システム」の試行運用が始まりました。

《詳細》

試行運用が始まったのは、全国11都府県の19の医療機関と薬局です。窓口の顔認証付きカードリーダーにカードをかざした上で、顔認証、あるいは暗証番号を入力して、保険診療を受ける資格を確認します。

今後も、従来の健康保険証は使用可能です。ただ、マイナンバーカードを利用すれば、結婚や転職などで新しい保険証が発行される前でもカードが使える、医療費の確定申告に活用できる、高額療養費制度の申請をしなくてもよくなる、などのメリットが打ち出されています。

現在は、生活習慣病予防のための特定健康診断の結果を確認できます。今後は処方薬の情報や、手術・透析の記録、過去の受診記録なども確認できるようになる見込み。医療機関が患者の同意を得て過去の医療データを見られるようにする仕組みを構築するといいます。

マイナンバーカードの普及率は26%にとどまることから、政府は「マイナポイント」事業の延長や、マイナンバーカードの運転免許証としての利用開始を2024年度末に早めるなどの施策を打ち出しています。

《どう見るか》

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タグ: 貯金税  銀行口座  マイナンバー  健康保険証  全体主義  マイナンバーカード  オンライン資格確認システム  監視 

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