民間発行のデジタル通貨が2022年にも実用化 21年から実証実験開始へ
2020.11.20
《ニュース》
2022年に予定されている民間主体での「デジタル通貨」の発行に向けて、金融機関や流通大手などの企業による実証実験が、来年度から行われることが明らかになりました。
《詳細》
実証実験には、仮想通貨の取引所を運営する「ディーカレット」の呼びかけで集まった、大手銀行や通信会社、電力会社など40社近くの企業が参加します。
今回のデジタル通貨は、個人や企業の持つ預金を担保に発行されるとされています。送金や決済にも使用可能です。取引記録は、ネット上で分散して情報を管理するブロックチェーン技術の活用が検証されます。
実証実験は、小売業や製造業、電力などの業種別に行われ、デジタル通貨を利用して得られるメリットを洗い出し、将来の実用化につなげるとしています。
《どう見るか》
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