まだまだ"浅瀬" これからですよ、本番は。- 大川隆法総裁 対談Report「夢は尽きない─立党10周年記念対談─」
2019.04.30
2019年6月号記事
大川隆法総裁 対談Report
まだまだ"浅瀬"
これからですよ、本番は。
「夢は尽きない―立党10周年記念対談―」
2019年3月30日 東京正心館
大川隆法・幸福実現党創立者 兼 総裁と釈量子・同党党首の対談「『夢は尽きない』 ―立党10周年記念対談―」が3月30日、東京都内の教団施設・東京正心館で行われた。
複数のマスコミが訪れる中で、テーマは金融や憲法、社会福祉など多岐にわたり、質疑応答を含め1時間半、集まった聴衆は熱心に耳を傾けた。
働き方改革はパンとサーカス
冒頭、大川総裁は「去年から始めたような気もする。まだまだ"浅瀬"です。これからですよ、本番は」と切り出し、話題は「働き方改革」へ。4月から、残業時間が年720時間を超えたり、有給休暇を取らせなかったりした企業には罰則が科される。
全国を遊説している釈党首は「中小企業の社長さんはみんな、『釈さん、休みなんかありませんよね?』と言っています」と、政府が企業活動に介入する危険性を指摘。大川総裁は「休みを出したら、古代ローマの『パンとサーカス』みたいに人気が集まるような感じに思っているんだろうね」と、安倍政権に釘を刺した。
共産党は増税政党
同党は2009年の立党以来、一貫して「減税」を主張。昨秋から今春にかけても、全国で安倍政権に「消費増税中止」を求める署名運動を行ってきた。
大川総裁が消費増税に反対する共産党と幸福実現党の違いをどう説明するか尋ねると、釈党首はこう話した。
「共産党は増税政党です。消費税は下げますが、お金持ちから取りましょうというラインアップがびっしりあります。私たちのように消費税を下げることで景気を良くして税収を上げるということは言っていません」
また大川総裁は、4月に釈党首が2冊続けて発刊した書籍(*)に言及。「 この30年間で中国の経済力が75倍になったのに、日本は1.5倍にしかなっていないと書いてあったけど"犯罪的"だよね。これ絶対おかしいよ。あり得ない 」と、政治家や官僚の無策ぶりを批判。釈党首も「お金を握っている財務省のような方々には、儲かる発想で国家経営をしてほしい。私たちはGDPと高級官僚の皆さんのお給料を連動させる、という政策を持っています」と応じた。
対談後の質疑応答で、中国に関する質問に対し、大川総裁は「 中国は14億の大国で、『経済は日本の2倍になった』などと言っているけど、このバブル経済も今年、崩壊の引き金を引くはず。 (中略) 『君たちここ変えた方がいいよ』と言ってあげてこそ真の友情。14億の国民を全部監視できるような国家がいいわけがない 」と指摘。最後に釈党首は、夏の参院選を念頭に、「宗教政党として多くの人を幸せにしていきたい」と語った。
(*)『未来をかけた戦い』『繁栄の国づくり』(いずれも釈量子著、幸福の科学出版刊)。
ここに紹介したのは法話のごく一部です。
詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。
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