元徴用工裁判で前最高裁長官が逮捕 「反日親北」で爆走する文在寅が目指す革命とは
2019.01.26
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《本記事のポイント》
- 元徴用工訴訟を先送りさせた疑惑で、韓国の前最高裁長官が逮捕
- 文政権は国防白書もあからさまな「反日親北」路線に変更
- 日本は「反日統一朝鮮の誕生」という文政権の野望実現を防ぐべき
韓国が、「反日親北」路線に向けて爆走中だ。
ソウル中央地検は24日、朴槿恵(パク・クネ)前政権の意向を受けて、いわゆる元徴用工訴訟の確定判決を故意に遅らせたとされる疑惑で、前最高裁長官の梁承泰(ヤン・スンテ)容疑者(70)を逮捕した。韓国で最高裁長官経験者が逮捕されるのは初めてのことだ。
すでに昨年10月、同様の疑惑で最高裁の所属機関「法院行政所」の前次長が逮捕・起訴されている。
この度逮捕された梁承泰氏の後任として親日鉄住金(旧日本製鉄)に損害賠償を命じたのは、文在寅大統領の抜擢により長官に就任した、金明洙(キム・ミョンス)氏。連日のようにニュースの一面を飾っている「韓国海軍レーダー照射事件」でも明らかだが、ここでも文政権の一貫した「反日姿勢」が見て取れる。
米シンクタンクにも批判される韓国政府
反日に加え、親北の方針も引き続き強まっている。
今月15日に韓国国防省が発表した最新の「2018国防白書」では、前回(2016年版)まではあった北朝鮮を「敵」とする表記が削除された。さらに日韓関係については、「自由民主主義と市場経済の基本価値を共有している」という表記が消えている。
まるで、南北で反日共同戦線を組むかのような変更だ。
昨年6月には韓国教育部が新教育課程の改正案を発表したが、この改正によって、教科書に北朝鮮への融和的な修正が加えられたという。
米保守系シンクタンクのAEI(アメリカン・エンタープライズ・インスティテュート)の研究者、マイケル・ルービン氏が昨年9月、米誌ワシントン・イグザミナーに「韓国政府は自国生徒に北朝鮮の血に濡れた歴史を覆い隠すための洗脳教育を試みたいようだ」というタイトルで寄稿。文政権の親北方針を激しく批判した。
文在寅大統領が目指す革命
本欄でも北朝鮮の"開国"を求めてきたが、それは、北朝鮮が一切の核兵器を手放してからの話。文大統領は南北統一のためなら、北朝鮮の核保有を認める可能性すらあるため、朝鮮半島から核がなくなる前に、反日で結託した統一朝鮮が誕生するようなことは断じて避けねばならない。
幸福の科学の霊査によって、文在寅大統領の過去世は、第一次大戦後から第二次大戦にかけてイタリアでファシズムという政治理念をつくった独裁者・ムッソリーニであることが明らかになっている(『文在寅 韓国新大統領守護霊インタビュー』所収)。
文大統領の守護霊は霊言で、「 日本を滅ぼすことが使命だと思っている 」と豪語。韓国と北朝鮮を思想的に統一し、日本などの民主主義国家を脅かす存在を目指す、筋金入りの"革命家"であることを明かした。
日本は、こうした野望を抱く文政権に対して、対北と同等の経済制裁も辞さないという厳しい態度で臨むべきだ。今こそ、日本の"一喝"が必要である。
(片岡眞有子)
【関連書籍】
幸福の科学出版 『文在寅 韓国新大統領守護霊インタビュー』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1860
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