リッツ・カールトン流おもてなし講座 Vol.27 - セルフ・プロデュースでファンを得るためには?

2018.10.29

2018年12月号記事

仕事の成果が出る!

リッツ・カールトン流おもてなし講座 Vol.27

世界最高峰のおもてなしで多くの人を感動させる「ザ・リッツ・カールトン・ホテル」の元日本支社長の高野登氏に、仕事の悩みを解決するヒントを聞きます。

Happy Cafe 店長

マミ

元気で明るい。何でも前向きにトライ。たまに、おっちょこちょいなところも。

今月のマミ店長の悩み

セルフ・プロデュースでファンを得るためには?

実は、私自身のセルフ・プロデュースについては考えたことがないんです。私の仕事はリッツ・カールトンをプロデュースして、ブランドとして確立することだったので。講演などの仕事も、自分で営業したことはありません。

ただ、 一つ心がけているのは、いただいた仕事一つひとつにおいて、相手から期待されていることを150%ぐらいでお返しすることです。 これは時間の長さではなく「中身の濃さ」です。

例えば、「このテーマで講演してください」と依頼されて、90分の時間と数十万円の講演料をいただいたとします。その講演において、依頼主から見て、「どう安く見積もっても講演料の1.5倍以上の話が聞けた」と思っていただけるような価値を提供し続けることです。そのための準備を怠らないことが大事です。そうすると、「またお願いします」という展開になります。

やはり、「仕事の報酬は次の仕事」です。だから、いい仕事をすると次の仕事がやってきます。 またそこで期待を超えていくと、次の仕事がやってくるのです。

自分自身でプロデュースしなくても、第三者が自分をプロデュースしてくれる状況になれば、それが最強だということです。

また、自分が持っている力を100%出し続けただけでは、自分の成長にはつながりません。筋トレと同じで、少しずつ負荷を増やしていくことで、より大きな負荷にも耐えられるようになります。だから常に150%以上のものを提供することを心がけているのです。

次ページからのポイント

聴衆のニーズを読むためには?

相手に伝わる話をするための心がけは?

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タグ: 2018年12月号記事  共通言語  リッツ・カールトン  高野登  著名知識人  おもてなし講座  講演  情報処理  ニーズ  期待 

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