菅政権がCO2削減のためにカーボンマネージャーを創設

2011.03.03

菅政権が、二酸化炭素(CO2)の排出を減らすための専門資格として「カーボンマネージャー」を創設しようとしている。

カーボンマネージャーには七つの段位があり、最上位の7段名人になると海外で活躍できるという。

2日付の朝日新聞によると、介護や農業でも同様の制度の創設を検討しているというが、官僚の余計な仕事を増やすだけに終わるだろう。本当に必要な資格制度なら、民間でつくり始めるはずであり、政府が余計な手出しをすべきではない。

二酸化炭素の排出の削減については、そもそも二酸化炭素の増加が温暖化の原因とは言い切れず、一つの仮説に過ぎない。むしろ地球は寒冷化に向かっているという説もある。全体が無駄仕事になる可能性が高い。

月内に閣議決定をし、2012年からの導入を目指すというが、このような脇道の仕事をする暇があれば、景気対策や国防強化など、重要で喫緊の課題に優先的に取り組むべきだろう。(村)

【3月2日分ニュースクリップ一覧】
松沢氏の首都圏構想にも期待 都知事選
EUが220兆円のインフラ債を構想
アメリカの農業は資本主義、日本は社会主義
中国による外国記者妨害に弱腰の外務省
チュニジアでイスラム政党合法化
普天間移設、結局「V字」案へ
中国海軍、南シナ海での制海権掌握に動き出したか
女子中学生の約2%が摂食障害


タグ:

「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
「ザ・リバティWeb」協賛金のご案内

YouTubeチャンネル「未来編集」最新動画



記事ランキング

ランキング一覧はこちら