帰天から半年経った渡部昇一氏の霊が語る「死後の生活」とは?
2017.10.30
公開霊言
「渡部昇一・死後の生活を語る」
2017年10月25日収録
今年4月にこの世を去った保守言論界の重鎮、渡部昇一氏。
大川隆法・幸福の科学総裁は10月25日、渡部氏の死後2回目となる霊言を収録した。渡部氏の霊は、帰天後の約半年間に体験したことや、あの世の生活など、さまざまな点について語った。本欄では、その内容の一部を紹介する。
この世とあの世の感覚の違い
渡部氏は著書『魂は、あるか?~「死ぬこと」についての考察~』の中で、死後の世界について次のように述べていた。
「信仰するものがあり、死後の世界を信じれば、死んでから先祖に会えるかもしれません。懐かしい親の霊魂に会えるかもしれない。あるいはまた、自分の霊魂を創ってくれた神にも会えるかもしれないのです。何と楽しいことではないでしょうか」
実際にあの世に還った後は、どのような生活を送っているのだろうか。
渡部氏の霊はまず霊界での生活について、 「地面を踏みしめているっていう感じはないから、無重力にちょっと近いかな」「あそこの丘の上、上がりたいなぁと思うと、ヒュッと見たら、瞬間的に行ってしまう」 と、この世の感覚との違いを、驚きを交えて語った。
生前の信仰が死後行く世界を決める
渡部氏は生前から、神仏やあの世、魂の存在を信じていると明言していた。
一方、日本には、愛国心はあっても、あの世や霊界の存在は信じられないという人も多い。また現代では、親族が亡くなっても、神社仏閣や教会で宗教的な儀式を行わずに自然葬を選ぶ人も増えている。
しかし渡部氏の霊は、 「死んだことに気づいていない人は、けっこういっぱい、散見しました」「何を信じるかによって、あの世の行く世界や、誰がガイドにつくかが変わるらしいから。そのへんは隠せないので」 と語り、生前に信仰心を持っていたことが、死後、重要な意味を持つことを明かした。
苦難の中で信念を貫くことがあの世では価値が高い
あの世からは、この世の出来事を知ることはできるようだった。しかし、少し遠い世界のことのように感じるという。
一方で、 「(あの世では)この世とは逆で、不自由というか、特に忍耐して守り抜いて頑張ったようなものがすごく輝いて見える」 と述べ、この世でさまざまな不条理や苦難・困難に直面しながらも、信念を貫いて正しい行いを続けてきた人は、あの世では高く評価されると明かした。
霊言の最後には、これからあの世でも修行を続け、より高い境地に到達していきたいという意気込みを語った。 この世の感覚とあの世の感覚の違いを知ることのできる、貴重な霊言となった。
霊言では、他にも以下の論点に言及されている。
- 時間や空間の感覚はこの世とどう違うか。
- 渡部氏は霊界でどんな人と会ったのか。
- 霊界での読書生活とはどのようなものか。
- あの世の住人は、地上のどんなことに関心があるか。
- 渡部氏の「過去世」についての認識は死後、どう変わったか。
- 死ぬ瞬間とは、どんな感覚なのか。あの世へはどのように導かれるのか。
- 霊界探訪の体験について。天国の住人は地獄を見に行くことはできるのか。
- 「ゆりかごから墓場まで」や、格差是正の考え方について。
- 天皇の退位問題についての考えとは。
- 天国と地獄を分ける基準について。
ここに紹介したのは霊言のごく一部です。詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。
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「霊言現象」とは、あの世の霊存在の言葉を語り下ろす現象のこと。これは高度な悟りを開いた者に特有のものであり、「霊媒現象」(トランス状態になって意識を失い、霊が一方的にしゃべる現象)とは異なる。また、外国人の霊の霊言には、霊言現象を行う者の言語中枢から、必要な言葉を選び出し、日本語で語ることも可能である。
【関連書籍】
幸福の科学出版刊 『渡部昇一 日本への申し送り事項 死後21時間、復活のメッセージ』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1848
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