【都知事選】幸福実現党 七海ひろこ氏出馬表明 「東京が1番じゃなきゃイヤなのでございます」

2016.07.14

先の参院選で"美人候補"として話題になった、七海ひろこ・幸福実現党広報本部長は13日、東京都庁で記者会見を開き、14日に告示される東京都都知事選への出馬を表明した。

七海氏は、東京の築地生まれ。慶応義塾大学法学部卒業後、(株)NTTデータを経て、幸福実現党に入党し、財務局長などを務めた。

同氏は、同じく出馬を決めた小池百合子氏の元で、選挙活動を手伝ったこともあるという。近くからその後ろ姿を見て、尊敬すべきところは多々あるとしつつも、「(自分は都政で)もっとできることがあるのではないか」と語る。

都政の"内輪"な争点

今、都政で話題になっているのは、候補公認を巡る政党や会派の間での駆け引き、政治資金の問題など、都庁や都議会の"内輪"の話ばかり。小池氏の訴えも、「冒頭解散」「利権追及」「舛添問題の第三者委員会設置」などが中心だ。

七海氏は「都民の方は、もっと違うものを求めているのではないか。『こんな都市にしたい』と語れる政治家が1人くらいいてもいいのではないか」と問いかける。

その上で、自身が掲げる東京のヴィジョン、「東京No.1宣言」を発表した。

東京No.1宣言(1)
経済的にも、精神的にも、世界1リッチな都市・東京を実現する

  • 固定資産税の減免、特区を活用した法人税の軽減などを進めることで、東京の立地競争力を高め、ビジネスを活性化する。

  • やりがいのある仕事を増やし、お給料を上げる。若者や女性をはじめとする人々の、サクセス・ストーリーが、世界一あふれる都市を実現する。

七海氏は、先の参院選において都内各地で街宣を行なった。その先々で、消費税の減税を望む人々の声を多く耳にし、都民の税金への負担感を実感したという。

東京No.1宣言(2)
家族でも、一人でも、育てやすい、住みやすい都市・東京を実現する

  • 容積率を緩和して、東京を世界で1番の超高層都市に新生させる。それにより家賃を下げ、広い家に住めて、子育てもしやすい環境を実現する。

  • 待機児童の取り組みを進め、都営地下鉄構内・付近に託児所を設ける。それに加えて、エスカレーター・エレベーター・授乳所の設置を奨励する。世界で1番、女性が安心して子育てと仕事の両立ができる都市を目指す。

七海氏は、これまでに世界40カ国を回った経験を持つ。

マレーシア訪問時に目にした、ツインタワーとして世界一の高さを誇る「ペトロナス・ツインタワー」に触れ、「20世紀最大級のビルの1本は、日本企業がつくった。技術はある。しかし、日本では実現できない」と規制の弊害を訴えた。

東京No.1宣言(3)
24時間ときめくことができる都市・東京を実現する

  • 2020年の東京オリンピックを見据え、成田空港や羽田空港の最終到着便であっても、いつでも都心に来れるように電車網の24時間化を進める。

  • JR山手線、東京メトロをはじめ、電車の24時間化を進める。

七海氏は、「日本の顔である東京をつくってきて下さった政治家の方々には、ありがたい気持ちでいっぱい」としながらも、「東京は一番じゃなければイヤなのでございます。ロンドン、ニューヨーク、パリを抜いて、住みやすく、子供も育てやすい輝いた都市にしたい」と意気込みを語った。

【関連サイト】

七海ひろこ公式サイト

http://nanami-hiroko.net/

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タグ: 幸福実現党  減税  七海ひろこ  東京オリンピック  選挙  都知事  美人候補  東京No.1宣言  出馬 

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