カテゴリ「テクノロジー」の記事一覧
2017.08.25
人工知能(AI)は、人の仕事を奪うのか、新たな仕事をつくるのか
《本記事のポイント》 人工知能の開発や利用が、日々進んでいる AIは「仕事を奪う」派と「仕事をつくる」派の両方が存在する 「新たな産業をつくる」未来は実現できる 最近、新聞やテレビなどで、人工知能(AI)が連日のように取り上げられている。 例え...
2017.07.18
核融合「原型炉」の建設計画、2030年に判断? 人口100億人時代のエネルギー政策
「地上の太陽」とも言われる、核融合発電の実用化に向けた計画が、日本で進んでいる。 文部科学省の委員会が、日本で核融合発電の「原型炉」を建設するかどうかについて、「2030年代に政府に判断を求める」という基本方針案をまとめた。この方針は、今年の秋に正式決定される。 核融合炉は実用化までに、その段階に合わせて「実験...
2017.06.18
自動運転――変わるのは車ではなく、社会だ
《本記事のポイント》 シリコンバレー企業などは、激甚な「自動運転」の開発競争の中にいる 自動運転車が開発されれば、事故や渋滞が減り、生活スタイルが変わる可能性も 未来社会につながるアイデアは、身近にもあるはず アップルの最高経営責任者(CEO)ティム・クック氏は、これまで極秘にしてきた自動運転のプ...
2017.06.14
ロボット、ドローンを生んだDARPA 未来を創造してきた頭脳集団(後編)
《本記事のポイント》 DARPAでは、昆虫型や超超音速ステルス、自律型ドローンの開発が進む 人工知能の開発に向け、人間と機械を融合するような技術の開発も進んでいる 科学の進歩と精神性の向上は両輪 コンピューターやインターネット、GPSにドローン――。これらは、米国防高等研究計画局(DARPA)から...
2017.06.12
ロボット、ドローンを生んだDARPA 未来を創造してきた頭脳集団(前編)
即席爆弾装置(IED)の探索ロボット「タロン」。 《本記事のポイント》 DARPAの軍事技術は、さまざまな形で民間転用されてきた ベトナム戦争やイラク戦争を通して、DARPAは最先端の技術を開発した 日本にも、DARPAのような軍事研究機関が必要 コンピューターやインターネット、GPSに、...
2017.05.22
日本のすごい技術! アメリカの鉄道インフラや迎撃ミサイルにも不可欠
《本記事のポイント》 日本には他の国の製品で代替できない技術が数多くある アメリカの鉄道や迎撃ミサイルの部品も日本製 日本はその高い技術を用いて、自国の産業を創る努力が必要 トランプ米大統領は5月下旬、イタリアで開かれる主要7カ国(G7)首脳会議に出席する。そこでは、トランプ政権が進めようとしてい...
2016.11.29
未来産業のたまご 第10回 - 未来都市をつくる日本の耐震技術
大林組技術研究所本館の土台に設置されている、免震設備の「ラピュタ2D」と開発を担当した主任研究員の吉田治氏。 2017年1月号記事 未来産業のたまご 第10回 未来都市をつくる日本の耐震技術 大林組 技術研究所 高層ビルが並ぶ未来都市に...
2016.10.29
未来産業のたまご 第9回 - ロボット・クリエーターの創造性の秘密
2016年12月号記事 株式会社ハイボット 代表取締役会長 広瀬 茂男 (ひろせ・しげお)ロボット研究者。東京工業大学名誉教授。ヘビ型ロボットや四足歩行ロボットなどを開発してきた世界的権威。2001年文部科学大臣賞、2006年紫綬褒章、2009年エンゲルバーガー賞を授賞。 ...
2016.10.05
大隅氏がノーベル賞を受賞 科学の使命のひとつは未知なるものの探究
日本の研究者が、今年も快挙を成し遂げた。東京工業大学の大隅良典栄誉教授(71)が、2016年のノーベル生理学・医学賞を受賞した。 受賞理由は、「細胞内でたんぱく質などをアミノ酸にまで分解し、再利用する」という「細胞の自食作用(オートファジー)」の仕組みを見つけたことだ。 いらないタンパク質...
2016.10.03
国際競争力ランキングで日本後退 技術革新力を上げる「宇宙開発」という選択
日本の技術力を飛躍させる力とは何かが問われている。 世界経済フォーラム(WEF)が発表した「世界国際競争力ランキング」で日本は138カ国中8位で、昨年の6位から順位を落とした。このほど日本経済新聞が報じた。 「世界国際競争力ランキング」は、「労働市場の効率」「市場規模」「技術革新」「制度」などといった12の分野...