カテゴリ「政治」の記事一覧

2011.04.05
オバマの「頭の中」が世界を動かす
2011年4月号記事 編集長コラム エジプトの「民主革命」がアラブ各国やイランなどにも飛び火している。中国も報道やネットを厳しく統制し、革命の波及におびえている。 ふつうの見方ならば、フェイスブックなど新たな情報技術が、失業やインフレに対する国民の不満を結びつけたということなのだろう。 ただ、本誌連載の地政学者・奥山...

2011.04.03
小沢待望論? イノベーター待望論?
2011年2月号記事 編集長コラム 「大連立構想」をめぐって、政界の実力者たちの思惑が渦巻いている。 菅直人首相は、法案がまともに通らない参院のねじれを打開するため色気を示す。2010年12月の臨時国会閉会時の記者会見で菅首相は、「大連立が絶対ダメだとは考えていない」と否定しなかった。 ただ、菅首相は社民党と&ldq...

2011.04.02
2年前、オバマ守護霊が “予言”した中間選挙敗北
中間選挙の歴史的大敗を受けて記者会見したオバマ大統領。(写真:ロイター/ アフロ) 2011年1月号記事 編集長コラム 「2位じゃダメなんですか」「ルーピー」「最小不幸社会」「イラ菅」 12月に決定する恒例の「流行語大賞」にノミネートされた言葉で、今年は政治がらみがひと際目...

2011.02.28
「新しい公共」を阻止しない日本の危機(下)“共産コミューンの市町村”づくりが目的の「新しい公共」
2011年4月号記事 寄稿 オピニオン 嶋田陽一(政治学者) 第四節 “地方の地獄”「新しい公共」に、 自民党はなぜ騙され踊るのか ──レーニンの公約「パンと平和」が 「餓死と戦争」になった歴史を忘れた日本 ...

2011.02.22
ちょっと待った!地域主権(5)いったい地方自治体の本旨って何ですか?
写真は、地域政党「減税日本」の代表で、名古屋市市長の河村たかし氏 激辛ジャッジ第5回 最終回 前回は、現状の大都市圏と地方圏の間にある、生産労働人口などの格差を放置したまま道州制に移行したら、ますます地域間格差が広がり、公務員の増大が予想され、本末転倒な結果になると指摘しました。 そんな中、注目された2月6日投開票の名古屋ト...

2011.02.10
「新しい公共」を阻止しない日本の危機(上)
2011年3月号記事 寄稿 オピニオン 「新しい公共」を阻止しない日本の危機(上) 「地域主権」は、市町村(地域)の 共産コミューン(主権ある準・独立国家)化の手段 嶋田陽一(政治学者) 二〇〇九年八月末の総選挙で圧勝し、民主党は初め...

2011.01.30
国が滅ぶ理由
2011年3月号記事 「外交の鉄則」を固めよ 内モンゴル、ウイグル、チベットからの警告 長い歴史を有する日本では想像もつかないが、世界では国が滅ぶという現実がある。国家はいかなる理由で危機に陥り、滅びていくのか。中国の侵略によって国家としての地位を失い、自治区にされた内モンゴル、ウイグル、チベットの人々に話を聞いた。(編集部...

2011.01.18
三宅久之氏がTVで紹介した「高速道路無料化」記事
【無料サンプル記事】 1月16日に放送された読売テレビ「たかじんのそこまで言って委員会」のなかで、政治評論家の三宅久之氏が「幸福の科学のリバティという雑誌は、民主党のお家芸である高速道路無料化について、10年以上前に特集している」と紹介してくださった。 この記事以前に景気刺激策として高速道路無料化案を唱えた論は編集部も目にしたことがなく、日本で最も早く打...

2011.01.16
ちょっと待った!地域主権(4)道州間格差が新たに生まれる危険性
国土交通省のHPに掲載されている、道州制を実施した場合の「格差」に関する報告書より。 地方経済の生産性を大きく左右する道路資本の格差はどうするのか。 激辛ジャッジ第4回 さあ、2011年という新しい年を迎えました。通常国会開催前に相変わらず政局がらみの各政党の攻防が続きそうですが、春の統一地方選挙を前に、ますま...

2010.12.22
ちょっと待った!地域主権(3)憲法に「地域主権」という言葉はない
首相に普天間県外移設を要請する仲井真沖縄県知事(201012/2) 激辛ジャッジ第3回 何事も目的と手段の関係を取り違えてはなりません。 前回は、『地域主権型道州制』を取り上げ、地域主権と道州制はまったく違う経緯から出てきた発想で、必ずしも一致しない考え方であることを示しました。そ...











