カテゴリ「政治:国際政治」の記事一覧
2018.04.29
アベノミクス後の「5本の矢」 - 編集長コラム
2018年6月号記事 編集長コラム Monthly Column アベノミクス後の「5本の矢」 安倍政権は森友・加計問題などで揺らいでいるが、アベノミクスも手詰まり感が強い。 雇用が増えているものの、それは正社員の代わりにパート・アルバイトが増えているから。...
2018.04.19
トランプ関税を「中国100年マラソン」著者が絶賛 通商交渉で抑えるべき論点
Nicole S Glass / Shutterstock.com 通商を巡るドナルド・トランプ米大統領の動きに注目が高まっている。17、18日(日本時間18、19日)の日程でアメリカで日米首脳会談が行われ、日米の通商問題などが議論された。 会談に先立ち、トランプ氏は環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への復帰を検討するよう、議員ら...
2018.04.15
トランプのシリア再攻撃が北朝鮮に与える3つの圧力【トランプの深謀】
《本記事のポイント》 圧力(1)「ロシアが最後は助けない」 圧力(2)「トランプ政権の機動力がギアアップした」 圧力(3)「人道的介入」というオプション トランプ米大統領は14日未明(日本時間)、シリアのアサド政権が首都近郊の東グータ地区で化学兵器を使用したとして、米軍に化学兵器関連施設などへの精...
2018.04.14
ユダヤ教の聖職者が語る 「日本軍はナチスからユダヤ人を救った」
日本軍に保護されたユダヤ人難民は、神戸港に居留した。 日本国内外における反日感情の背景には、大戦時の日本をナチスと同一視する歴史観がある。 だが実は、日本は当時、国策としてナチスの迫害に遭っていたユダヤ人を救った、世界で唯一の国だった。しかも、日独は同盟関係にあったにもかかわらず、である。 さらに、ユダ...
2018.03.31
【中朝首脳会談】金正恩は「六カ国協議」でトランプ退任まで時間を稼ぐ!?
(提供:KCNA/UPI/アフロ) 《本記事のポイント》 「六カ国協議」に至る流れが、15年前と同じシナリオ 北朝鮮は、口約束の「非核化」交渉で、米タカ派政権の交代を待った 今回も「対話ムード」「天皇退位」「東京五輪」で、トランプ退任までの時間稼ぎ トランプ米大統領...
2018.03.10
保護主義とは言えないトランプ大統領の輸入制限
《本記事のポイント》 中国のダンピングは安全保障上の脅威 原理主義的な自由貿易によって国家は強くならない アメリカの世論も経済学者も原理主義的な自由貿易に疑問を呈し始めた トランプ米大統領は、日本時間の9日未明に鉄鋼とアルミニウムの輸入制限を正式に発表した。鉄鋼に25%、アルミニウムに10%の関税...
2018.03.08
南北首脳が会談へ 北朝鮮の泣き落とし戦略か
Willrow Hood/Shutterstock.com 《本記事のポイント》 北朝鮮が泣き落とし戦略に転換 北朝鮮との約束はことごとく破られてきた 対話が時間稼ぎにならないよう、金氏の本心を見抜く必要がある 北朝鮮が戦略を転換している。 韓国大統領府は6日...
2018.03.06
オリンピックで滅ぶ国、浮かぶ国
Shutterstock.com 9日開幕の平昌パラリンピックに向けて、このほど、聖火リレーがソウルで始まった。 選手たちの活躍に水を差すような政治的駆け引きはご免こうむりたい。 実際、平昌オリンピックをきっかけに韓国と北朝鮮が急接近した。核・ミサイル開発を続ける北朝鮮に時間的猶予を与え、北に近づきたい文在寅・韓国大統領の政...
2018.02.26
平昌オリンピックが閉幕 「平和の祭典」は北朝鮮の核問題を解決に導いたか
Sagase48 / Shutterstock.com 《本記事のポイント》 平昌五輪が閉幕したが、北朝鮮の核開発問題に改善は見られない 北朝鮮は「核・ミサイル開発」と「金体制の維持」を諦めない 「対話による解決」という幻想から覚め、北朝鮮問題を解決する現実的な手段を ...
2018.02.08
アメリカで高まる中国脅威論 「経済発展で民主化」という幻想から覚めつつある
《本記事のポイント》 アメリカが中国を「最大の脅威」として位置付けている 「経済発展すれば中国が民主化する」という幻想は覚めつつある トランプ氏は、中国を育ててきた過去の大統領の「尻拭い」をしている 米中関係の今後の動向に注目が集まっている。 ...