カテゴリ「世界:中国」の記事一覧
2024.02.07
中国共産党体制を批判した中国系オーストラリア人作家に猶予付き死刑判決 他の人を怖がらせるための見せしめか
中国・北京の裁判所は5日、スパイ容疑に問われている中国出身でオーストラリア国籍の作家の楊恒均(ヤン・ヘンジュン)氏に、執行猶予付きの死刑判決を言い渡しました。
...2024.02.06
ユニバーサルミュージックが「アーティスト守るため」TikTokとの契約を打切り そもそも、TikTokアプリは中国政府のスパイツールになっている
このほど、大手レコード会社のユニバーサルミュージックがTikTokとの契約を終了したと発表しました。TikTok上からは、同社所属のアーティストの音源の削除が始まっています。
...2024.02.03
再燃した習近平主席の健康不安説【澁谷司──中国包囲網の現在地】
1月24日、ソーシャルプラットフォームX上に、習近平主席が、病院で膵臓に影が見つかり、膵臓癌の可能性が高いと、あるネットユーザーの投稿があった(*1)。
...2024.02.02
新疆ウイグルでイスラム教のモスクに「中国式」義務付ける条例が施行 いつの間にか「中国化」に向かっている日本も自由の価値に目覚めるべき
中国の新疆ウイグル自治区で新たに施行された条例で、イスラム教の礼拝所など宗教施設を「中国式」にすることが義務付けられました。
...2024.01.31
香港国家安全維持法を補完する、香港独自の「国家安全条例」制定へ "あらゆること"を犯罪と見なすことが可能に
香港政府トップの李家超(ジョン・リー)行政長官は1月30日、反体制活動を取り締まる「国家安全条例」の制定作業を開始すると発表しました。
...2024.01.29
いよいよ本格的に破綻し始めた中国の中小銀行【澁谷司──中国包囲網の現在地】
若干古い数字だが、中国の公式データによれば、2021年末には全国に4602の銀行と20万以上の銀行支店が存在する(*1)。国有銀行を除くほぼ9割が地場の中小銀行に属す。
...2024.01.08
中国当局に消された「月収4万円以下が9億6400万人」という記事【澁谷司──中国包囲網の現在地】
2023年末のクリスマス、中国の著名な経済学者、李迅雷が同国最大の経済メディア『第一財経』で「山を登るのは簡単だが、下るのは難しい? 需要側から見た経済」という論文を発表した
...2024.01.03
信念貫く香港のジミー・ライ氏、罪状認否で無罪主張 国際社会は中国に強い圧力をかけ、保釈の実現を
中国政府への批判的な論調で知られた香港の新聞「蘋果日報(アップルデイリー)」の創業者、黎智英(ジミー・ライ)氏が香港国家安全維持法(国安法)違反の罪などに問われている裁判で、2日、罪状認否が行われました。
...2023.12.28
中国化を加速する香港──区議会選挙と「レッドノーティス」【澁谷司──中国包囲網の現在地】
香港は1997年7月1日、イギリスから中国へ返還された。ただし、「一国両制(1国家、2制度)」の下、香港の政治・経済・社会システムは本来、50年間不変(2047年6月30日まで)のはずだった。
...2023.12.22
来たる就職難に備え企業に『雇用を増やせ』と命じる中国政府 社会主義体制下でやる気を失う若者はなぜ「老子の思想」に走るのか
若者の就職難が深刻化する中国で、政府はこのほど、卒業生の就職に大学が責任を負うことや、企業に対して雇用を増やすよう求める通知を出しました。
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