11 日付日経新聞によると、世界の協調融資(シンジケートローン)が回復し、2010年は前年比で5割増しの190兆円になったという。

リーマンショック以来、世界の景気には沈滞ムードが漂っていたが、ここにきてようやく資金が回り始めたようだ。

注目は、金融機関別の融資実績。協調融資を取りまとめる主幹事の世界首位は JPモルガンだが、日本勢も健闘。三菱UFJが世界4位、みずほFGが5位、三井住友FGが9位と、メガバンク3行がそろってベスト10入りを果たした。

なぜか「日本は製造業は強いが、金融機関は弱い」というイメージがあるが、案外、日本の金融機関は世界を舞台に活躍しているのだ。(村)

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