最近、様々な店舗でも、"店頭端末"として活用されている「iPad」。

約5万円という価格の安さも相まって、ビジネスとしての応用も加速しているようだ。

この「iPad」がヒットしている要因は、まさに「自由度」にあると思われる。

つまり、ユーザーには使い方の制限など何もなく、ユーザーのやりたいことがやれるようにという徹底した思想のもとで開発されているということだ。

まさに「ユーザーのアイデアが商品」といえる。

一見、メーカー側の手抜きにも見えるスタイルだが、メーカーはユーザーが制限なく自由にアイデアを表現したり、コミュニケーション・ツールとして活用できるようにサポートすることに徹しているということでもある。

この「押し付けない」「決めつけない」「自由なツール」というコンセプトにヒットの要因があると思われる。

これまでの商品開発とは真逆の発想であるかもしれないが、ここ最近支持されている商品・サービスに共通したコンセプトであることに注目したい。

【参考】『「Googleで、もっと。」キャンペーン』

http://www.google.co.jp/landing/motto/#tabplay

【関連記事】ザ・リバティ 2009年1月号記事

成長の瞬間

http://www.the-liberty.com/article.php?pageId=1&item_id=585

ザ・リバティ2006年8月号記事

ヤバい!?発想術

http://www.the-liberty.com/article.php?pageId=1&item_id=360

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