2015年7月号記事

No. 035

山口敏太郎のエックス-リポート

オカルト研究家・山口敏太郎氏が宇宙人、UFO、その他のミステリー情報を合理的、科学的、実証的、ジャーナリスティックに検証する

(やまぐち・びんたろう)

1966年、徳島市生まれ。神奈川大学経済学部卒業。作家、妖怪研究家、漫画原作者。(株)山口敏太郎タートルカンパニー代表取締役。日本通運でIT担当や営業に携わり、作家に転身。1996年、学研「ムー」のミステリーコンテストで論考「妖怪進化論」が優秀賞受賞。著書は『霊怪スポット 戦慄の最新ファイル』(KAWADE夢文庫)、『恐怖呪い姫~実話狂気怪談』(TO文庫)など多数。TV、ラジオ出演のほか、多数のネットニュースに寄稿。真言宗信徒。メルマガ「山口敏太郎のサイバーアトランティア~世界の陰謀・オカルトの真実」配信中。 http://foomii.com/00015

未確認飛行物体(UFO)を扱うテレビ番組の伝説的なディレクターである矢追純一氏と、TBSの某番組で久々に共演した。80歳近い高齢にもかかわらず、矢追氏のUFO問題に対する情熱と熱弁は健在で、大変楽しい時間を過ごした。

一方、撮影現場では、異常なほど緊迫した場面もあった。なんと某芸人が、矢追氏によるUFO問題の説明を、完全否定したのだ。もちろん、番組を盛り上げるための演出の一つに過ぎないのだが、UFO業界の伝説的存在である矢追氏への暴論は、現場を緊張させた。

この件で、日本のメディアがUFO問題を色物扱いしている現状は変わっていないと痛感した。UFO情報を真剣に扱う日が来るまで、筆者の戦いは続くようだ。

次ページからのポイント

トルコで人型のUFOか?

異星人からの信号の高速電波とは?

元パイロットがUFO目撃を告白か?