沖縄の米軍普天間飛行場の辺野古への移設の阻止を目指す「辺野古基金」の共同代表に、「風の谷のナウシカ」「千と千尋の神隠し」「風立ちぬ」などで知られる映画監督の宮崎駿氏が就任する意向であることがこのほど、報じられた。

宮崎監督は「沖縄の人たちがそういう覚悟をするなら、支援するしかないと思いました」と事務所を通じてコメントを発表した。

「戦前の日本は悪かった」とする宮崎監督

宮崎監督はこれまでも辺野古移設反対運動にメッセージを送ったことがある他、反原発派、護憲派であることが知られている。2年前の参院選では、自身が取締役を務めるスタジオジブリの小冊子『熱風』の中で、「戦前の日本は悪かった」「日本は慰安婦の問題についても、それぞれの民族の誇りの問題だから、きちんと謝罪して補償すべき」と、政治的な発言をするなどして話題になった。

宮崎監督はアカデミー名誉賞を受賞するなど、世界的に有名な映画監督だけあって、自然とその一挙手一投足には注目が集まる。今回の共同代表就任も、場合によっては今後の移設問題に大きな影響を与えかねない。その宮崎監督の思想の奥には、一体何があるのか。

中国は周辺国をつついているだけ!?

大川隆法・幸福の科学総裁は2013年の7月、宮崎監督の守護霊を招霊。その本音に迫った。霊言の内容は、著書『「宮崎駿アニメ映画」創作の真相に迫る』(大川隆法著)に収められている。

宮崎監督の守護霊は「動物たちと触れ合い、自然を愛する気持ちを持つような人たちを増やしていったほうが、(争いは)少なくなるんじゃないか」「(中国の軍拡について)まあ、大してやってない。(中略)ちょっと、つついてるくらいじゃないの?」などと語り、中国の軍拡については他人事で、国防意識は極めて低くかった。

こうしたアニミズム的な信仰観は時に、安易な近代化反対運動、反戦・平和運動につながり、国防の危機を招く恐れがある。

現在、沖縄で移設問題が厳しい局面を迎えているが、サンゴやジュゴンを守って、沖縄県民をはじめとする日本国民の命が奪われても良いのか。宮崎監督の"善意"が、自身の偉大な功績に泥を塗ることにならないよう願いたい。(冨)

【関連書籍】

幸福の科学出版 『真の平和に向けて』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1464

幸福の科学出版 『「宮崎駿アニメ映画」創作の真相に迫る』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1001

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