2015年4月号記事

The Liberty Opinion 4

週刊文春が幸福の科学への謝罪広告を掲載

「言い訳記事」がさらなる名誉毀損に

文藝春秋社が発行する「週刊文春」(2月12日号)は、このほど確定した東京高裁の判決を受け、次のような全面1ページの謝罪広告を載せた。 「(中略)記事の掲載により、宗教法人幸福の科学およびその関係者の皆様に対して多大なるご迷惑をお掛けしましたので、同記事内容を取り消したうえ、ここに謹んでお詫び申し上げます」

これは、週刊文春2012年7月19日号の、元信者の発言に基づく、教団内部で女性問題があったとする記事に対するもの。幸福の科学が、同誌を発行する文藝春秋社と元信者(種村修氏)に対し、損害賠償などを求め訴訟を起こしていた。

今年1月23日付で、最高裁が同社の上告を受理しないことを決定。同社に400万円の損害賠償と週刊文春誌上に謝罪広告を載せることを命じた東京高裁の判決が確定し、その命令に沿った謝罪広告が掲載された、というわけである。