今年の映画賞レースの口火となる、第39回報知映画賞の全9部門の作品や俳優が、このほど発表された。注目を集める主演男優賞は、「永遠の0」でゼロ戦パイロットの宮部久蔵役を演じた、岡田准一さんが受賞した。ジャニーズのタレントの受賞するのは初めてという。
岡田さんは理想とする日本男児として、先日亡くなった映画俳優の高倉健さんを挙げ、その背中を追いかけたいと語り、「賞には無縁だと思って過ごしてきたので、正直、意外でした」と喜びを表わした(28日付スポーツ報知WEB版)。
謙虚に語る岡田さんだが、「永遠の0」では迫真の演技を披露し、大ヒット。アイドルから実力派俳優へと大きく転身したことを世に知らしめた。
岡田さんが演じた特攻隊員は、戦後、「命中率は9機に1機」と、ほとんどが特攻する前に撃ち落とされたと揶揄されてきた。だが実際は、その半分ほどがアメリカの艦船に命中しており、当時の米軍を苦しめていた。自虐的な歴史教育の下では、否定的に見られがちだった特攻隊だが、岡田さんは国を守るために戦った特攻隊の潔さや愛国心を見事に表現した。
これよりも半年前、大川隆法・幸福の科学総裁は、岡田さんの守護霊霊言を収録している。霊言の中で、岡田さんの守護霊は「永遠の0」について、以下のように自身の演技を振り返っていた。
「『その気持ちを伝えてあげたい』という気持ちかなあ。『やむにやまれぬ大和魂』みたいな感じかなあ。まあ、そういう意味での感情移入というか、一心同体のようなものはありました」「『自分だったら、どうかなあ』っていうのを感じちゃうので、演技をしていたつもりはないですね」
岡田さんが目標とする高倉健さんの霊言も、死後間もない11月26日に収録された。高倉さんの霊は「男の美学」、俳優としての謙虚さ、ストイックさなどについて語り、岡田さんとの共通点も多く見られた。
「日本男児」の心を引き継ぐとした岡田さん。俳優としての活躍もさることながら、年末の紅白歌合戦にも、V6のメンバーとして初出場を決めた。人気を博したNHKドラマ『軍師官兵衛』もまもなく最終回を迎えるが、さらなる活躍を期待したい。(冨)
【関連書籍】
幸福の科学出版 『高倉健 男のケジメ』 大川隆法著
http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1366
幸福の科学出版 『人間力の鍛え方 俳優・岡田准一の守護霊インタビュー』 大川隆法著
http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1193
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