2014年11月現在、唯一の女性党首である釈量子・幸福実現党党首
衆議院が解散したことで、「女性の活躍推進法案」が廃案となった。安倍政権の目玉政策が立ち消えになる展開に、「『女性が輝く社会』は看板倒れ」と失望する声もある。
「数値目標」で女性が輝くのか?
そもそも、「女性の活躍」を目指す具体策にも、疑問の声はあった。安倍首相は、企業に対する女性登用の「数値目標義務化」を検討していた。しかし、人事の強制は企業にとって負担だ。女性にとっても「逆差別だ」と後ろ指を差されながら出世し、"活躍"することは、決して幸福ではないだろう。
「女性の活躍」は、迷走気味だ。そんな中、各政党がどのような「女性政策」を打ち出すのかが、注目を集めている。
女性の活躍モデルを求める釈量子・幸福実現党党首
「そもそも、男性と張り合うことが、女性が目指す活躍なのだろうか――」。そうした問題意識を持っているのは、幸福実現党の釈量子党首。現時点で唯一の女性党首であり、マスコミでも「走る女性党首」と題した記事企画が組まれるなど、注目を集めている(関連記事参照)。
釈党首は本誌取材に、「本当の意味での『女性の輝き』は、日本にあった」と答える(関連記事参照)。日本神道の主宰神は、天照大神。卑弥呼や光明皇后、北条政子なども、精神性や徳の力で国を導いた偉人として、今も尊敬されている。釈党首は、そこに「活躍する女性」のヒントがあると考えているという。
女性の感性が求められる現代社会
釈党首は、安倍政権が「女性政策」を打ち出すずっと前から、女性の活躍を一つのテーマとしていた。2012年に発刊された大川隆法・幸福実現党創立者との対談本『猛女対談』ではこう述べる。
「『日本の女性が世界の女性のモデルになる時代』が来ると思うのです。やはり、日本の女性が、もっと公的な意識を持ち、『自分の家族だけではなく、世界の人たちの幸福を守るために、何ができるか』ということを考えるような時代になっていくべきだと、強く感じております。本質をつかむ力、それから感性の部分などは、女性の武器だと思います」
日本では、経済発展の中における「心の潤い」が課題になっている。また、経済が高度化する中で、感性が求められる仕事は増えつつある。そうした中、女性だからこそ活躍できる場は多いはずだ。
釈党首は、女性が男性と平等に活躍できる機会を開くのみならず、女性だからこそ出来る活躍のモデルを創ろうとしている。本当の意味で、女性の潜在力を解き放ってくれる政治家かもしれない。(光)
【関連書籍】
幸福実現党刊 『命を懸ける』 釈量子著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1351
幸福実現党刊 『猛女対談』 大川隆法著
http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=768
【関連記事】
2014年12月号記事 釈量子の志士奮迅 真に「女性が輝く社会」とはどういう社会か
http://the-liberty.com/article.php?item_id=8596
2014年11月24日付本欄 自由の創設を目指す 幸福実現党の釈党首が著書『命を懸ける』を発刊
http://the-liberty.com/article.php?item_id=8803
2013年12月号記事 女性上司と部下のホンネ - ハッピーな職場をつくろう!
http://the-liberty.com/article.php?item_id=6818
リアルライブ記事 走る女性党首シリーズ(1) 「カリスマボイストレーナー・伊藤美子」
http://npn.co.jp/hrp/detail/7134734/
リアルライブ記事 走る女性党首シリーズ(2) 「芸能評論家・肥留間正明氏」
http://npn.co.jp/hrp/detail/7872544/
リアルライブ記事 幸福実現党 お嬢様系美女 七海ひろこ 「前向き女子」の素顔