2014年12月号記事

法話抜粋レポート

個人と企業が生き延びるための「5つの基本戦略」

「『希望の経済学入門』─生きていくための戦いに勝つ─」

9月20日 幸福の科学教祖殿大悟館

大川総裁は、リストラや倒産の危機を感じている人たちに向けて、厳しい時代を生き抜く「希望の経済学」を説いた。

些細なことが善の循環を創る

東大の社会科学研究所などが「希望学」を立ち上げるなど、希望という言葉が注目を浴びている。

大川総裁は冒頭、世の中で使われている「希望」には、マイナスからの出発を意味しているものが多く、「希望の経済学」においては 「マルクス経済学の延長をやっている」 と指摘。巷の「希望学」は"補助金のバラマキの経済学"に近く、根本的な解決になっていないと断じた。

政府はさらなる増税を狙っている状況だが、どのような時代であっても、すべての企業が潰れるわけではない。最終的には、個人や組織の戦いになる。

そこで、大川総裁は生き延びるための基本戦略として、まず「差別化」を挙げた。大手予備校が校舎の削減を発表したことに触れ、他との差別化は、組織にも個人にも必要だと強調。 「与えられた仕事に『プラスアルファ』を付けていく人間であることが大事」 だとした。

さらに、指示待ち族に対比される意味での「社内企業家」の精神を持つことにも言及。大川総裁自身が体験した、様々な店のサービスについて講評しつつ、経済が大きくなる「善の回転」は、店員の目配りや企画、勇気など些細なことから始まると解説した。他にも、経営における「勘」の磨き方など、「5つの基本戦略」が示された。

大川総裁は、競争社会は変化が激しく、 「現状維持は即脱落」 であると厳しく指摘。明日の能力を磨き続け、いつも必要とされる人材となることが、幸福の科学的観点から観た「希望の経済学」につながると語った。

単なる物質的な満足ではなく、もう一段精神的な、人間の創造性を開花させる経済学こそ求められている。

ここに紹介したのは法話のごく一部です。詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。

幸福の科学に関するお問い合わせは

Tel:03-5793-1727 : 火~金/10:00~20:00 土日/10:00~18:00

Fax:03-5793-1713 : (24時間受付)

公式HP : happy-science.jp まで。