イラク北部やシリアで勢力を拡大する「イスラム国」。難民支援活動に従事していたイギリス人デービット・ヘインズ氏の首を斬る映像をインターネットに公開するなど、世界を震撼させている。

これを受けてキャメロン英首相は「悪魔の所業だ」と非難し、オーストラリアのアボット首相も米国の有志連合の一員として8機のF18戦闘機の派遣を発表した。現在、イギリスはイスラム国への空爆を行う米軍の後方支援を行い、直接的な軍事攻撃は行っていないが、今回の事件はイギリスの対応を変える大きな契機になりそうだ。