2014年7月号記事
The Liberty Opinion 3
イスラム教に求められる「武装解除」と「女性の解放」
西アフリカに位置するナイジェリアで、イスラム過激派「ボコ・ハラム」が4月、女子校の学生寮を襲い、生徒約270人を拉致した。グループの指導者であるアブバカル・シェカウは、発表した声明の中で 「少女たちを売り飛ばす」などと語り、女子生徒の解放条件として、ナイジェリア政府が拘束している仲間の釈放を求めた。
「ボコ・ハラム」は、国際テロ組織「アルカイダ」ともつながりがあるとされ、これまでにも警察署やキリスト教会などを襲撃。数年前から、政府軍が掃討作戦の対象にしていた。