現在、日本の外交は非常に難しい舵取りを余儀なくされている。

同盟国アメリカがその影響力を弱めつつある一方、中国は軍事的、経済的に拡張を続け、北朝鮮はいつ暴発するかわからない。そうした中で、歴史問題をめぐる韓国との関係や、ウクライナ問題におけるロシアへの対応など、一筋縄ではいかない課題が山積している。

この混迷する国際社会での泳ぎ方を、「学問」の立場から指南するとどうなるのか。

大川隆法・幸福の科学総裁は、東京大学法学部の国際政治学者である藤原帰一氏の守護霊を招霊し、外交指針に関して意見を聞いた。その内容を収めた『危機の時代の国際政治 ―藤原帰一東大教授守護霊インタビュー―』(大川隆法著)が4月30日から、全国の書店で順次発売される。

藤原氏は朝日新聞へ寄稿したり、NHKの「クローズアップ現代」やテレビ朝日の「報道ステーション」、TBSの「NEWS23」などテレビで発言する機会も多く、東大の"看板教授"とも言うべき学者だ。現在進行形の問題に関して、リスクを取って公に発言する比較的珍しい東大教授でもある。

藤原氏は、憲法改正や特定秘密保護法などに反対する、いわゆる「左翼系」と言われるスタンスを取っているが、同氏の新聞への寄稿や著作は、結論や本心が見えにくいものが多い。たとえば、領土問題に関する寄稿では、朝日新聞のコラムなどで「主権譲らず挑発もせず」と、主張とも言えない主張を展開している。

霊言の中で藤原氏の守護霊は、「本心を読まれるようだったら教授としては活躍できない」といった、学者として生きていくための様々な事情を明かした。しかし同時に、そうした中で押し込めていた外交に対する"本音"もちらつかせた。たとえば、韓国の主張する「従軍慰安婦」や、中国の主張する「南京大虐殺」に対しては、「もう、いいかげんにしろ」と、左翼系とは思えない驚きの発言も見られた。また、ウクライナ情勢や、尖閣諸島などを含む日本の安全保障、靖国問題に関しても、表面意識とは異なる意見を次々と語った。

藤原氏守護霊と本人とのスタンスの違いは、本音を発表できず、価値判断を下すことのできない、現在の学問の限界を象徴しているのかもしれない。学者のあるべき姿について考えさせられる一書だ。

【関連書籍】

幸福の科学出版 『危機の時代の国際政治―藤原帰一東大教授守護霊インタビュー―』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1146

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