キリスト教の社会的影響力は低下しているのだろうか。ウォールストリート・ジャーナル紙によれば、アメリカで、バチカンの教義に反して妊娠中絶を行なうなど、カトリックの病院とカトリック司祭とのあつれきが近年高まりを見せている。カトリックの大学、病院などの教育カリキュラムに対し、司祭側は単に意見を表明するだけにとどまっており、世俗色を強める病院や大学とのギャップが生まれている。

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