地球の人口は70億人を超えており、100億人に達するのも時間の問題だ。それだけ多くの人々が地球で生活するにあたっては、すでに食料や水、エネルギーなどが不足し始め、今後、資源の奪い合いを元に各地で紛争が起きる危険性が指摘されている。人口増加は、これから生きるすべての人類に対して大きな課題を突きつける。

そうした中、米航空宇宙局(NASA)が出資した研究でこのほど、「現代文明はこのままではもうすぐ滅亡する」と警告する報告書が出された。この報告は応用数学者のサファ・モテシャリ氏を筆頭に行ったもので、学術専門誌「Ecological Economics」に掲載された。

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