2014年4月号記事

No. 022

山口敏太郎のエックス-リポート

オカルト研究家・山口敏太郎氏が宇宙人、UFO、その他のミステリー情報を合理的、科学的、実証的、ジャーナリスティックに検証する

(やまぐち・びんたろう)

1966年、徳島市生まれ。神奈川大学経済学部卒業。作家、妖怪研究家、漫画原作者。(株)山口敏太郎タートルカンパニー代表取締役。日本通運でIT担当や営業に携わり、作家に転身。1996年、学研「ムー」のミステリーコンテストで論考「妖怪進化論」が優秀賞受賞。著書は『図説 世界の地獄案内』(笠倉出版社)、『放送禁止のヤバイ話』(ダイアプレス)など多数。TV、ラジオ出演のほか、多数のネットニュースに寄稿。真言宗信徒。メルマガ「山口敏太郎のサイバーアトランティア~世界の陰謀・オカルトの真実」配信中。 http://foomii.com/00015

筆者も現場に立ち会った、昨年末のテレビ朝日ビル屋上でのUFOフリート目撃事件。大きな話題となったが、この件に関してある情報が寄せられた。UFOが撮影された方角にある某結婚式場が当日、バルーンリリース(風船飛ばし)をやったということだ。

もちろん、撮影されたUFOの高度はおよそ1万メートル程度と、飛行機航路並の高さに見え、高度4千メートルほどで壊れるという風船の誤認とは言いがたい。また昼間に放たれた風船が夕方まで現場に残ることはありえず、撮影されたUFOをバルーンと言う方が不自然だろう。

筆者は「UFO=スペースシップ説」肯定側であるのに、なぜこうしたことも公表するかというと、これまで政府や大企業によるUFO情報の隠蔽に苦しんできたからだ。不利になりそうな情報も公開すべきだと思う。

その上で、UFOや宇宙人の存在を否定せず議論するのがフェアなスタンスではないか。