2014年3月号記事
The Liberty Opinion 4
大川総裁講演会でのテロ計画、明らかに
オウムの間違いを指摘し戦ってきた幸福の科学
オウム教元幹部、井上嘉浩死刑囚の手記が1月10日発売の「文藝春秋」に掲載された。手記では、1995年1月、教祖の麻原彰晃が、幸福の科学・大川隆法総裁を、同年2月に行われる横浜アリーナでの講演会中に生物兵器で殺害するよう指示していたことが明かされている。
大川総裁が命を狙われたのは、幸福の科学が当初からオウムの危険性を見抜き、間違いを指摘してきたためだ。
91年には幸福の科学幹部が、オウムの麻原らとのテレビ討論の場で、その教義の浅薄さを批判。94年2月の大講演会「宗教選択の時代」では、大川総裁は宗教には正邪があることを説いた。同時期に刊行された教団機関誌では、邪教の過ちを検証する連載がスタートし、第一回目でオウムの教義の間違いと犯罪行為を糾弾した。「宗教」を名乗るテロ集団にとって、その存在は疎ましかったことだろう。