2010年には、年間発刊点数52冊というギネス・ワールド・レコーズ(2009年11月23日~2010年11月10日)を打ち立てた幸福の科学グループの大川隆法総裁が、2011年にはそれを大幅に塗り替える101冊の書籍を発刊。2013年は過去最高の106冊を発刊した。

これは書店で売られている書籍のみの数字であり、この他にも、英語教材や熱心な信者をメインの対象とした経典などがある。

週2冊以上のペースで発刊し続けるということ自体、まさに「神業」であり、そのジャンルも幅広い。特に「公開霊言」は、世界のマスコミでもなかなかアクセスできない国家指導者や歴史上の偉人の「本音」を引き出して、国内外に大きな影響を与えた。

2013年夏の参院選前後には、相次いで各党首の守護霊霊言を収録して、世論を動かした。

日本共産党・志位委員長、社民党・福島瑞穂党首の霊言を相次いで発刊し、「日本が中国の属国になってもかまわない」という両者の本音を世間に伝えた。その影響もあってか、社民党は参院選で惨敗し、福島氏は党首を辞任した。

国際政治に対しても「正論」を訴え続けた。8月には、長引くシリア内戦において、アサド大統領率いる政府軍が化学兵器を使用して反政府軍を虐殺したとのニュースが世界を駆け巡った。アメリカは軍事介入をしようとしたが、アサド大統領側にロシアが加担していることや、国内の反戦機運もあって介入をためらっていた。

そのタイミングで、英日対訳形式で『アサド大統領のスピリチュアル・メッセージ』が発刊され、アサド大統領が化学兵器を使ったこと、そして国民を殺しても何とも感じてない残虐な指導者であることを明らかにした。アメリカの軍事介入はされなかったが、アサド大統領には国際的な非難の目が向けられた。オバマ大統領は未だに軍事介入に踏み切れずにいるが、アサド大統領に正義がないことは既に示されている。

韓国の従軍慰安婦問題に象徴される日本バッシングなどを受けて、戦中・戦後の歴史問題にも切り込んだ。

元従軍慰安婦を名乗る2人の韓国人の守護霊インタビューが収録された『神に誓って「従軍慰安婦」は実在したか』、太平洋戦争開戦時の総理大臣、東條英機の霊が「従軍慰安婦や南京大虐殺は絶対認めない」「日本軍人のモラルの高さは世界最高水準だった」と慟哭しつつ語った『東條英機、「大東亜戦争の真実」を語る』、原爆投下時のアメリカ大統領、ハリー・トルーマンの霊が、涙ながらに原爆投下の決定を反省し、日本軍の勇敢さを称えた『原爆投下は人類への罪か?』などを矢継ぎ早に発表した。

その結果、大東亜戦争に関わった人々の本心や「反日」を利用する勢力の悪意を白日のもとにさらし、「日本の誇りを取り戻す」ための指針が示された。

さらには「歴史認識問題」を引き起こした「河野談話」「村山談話」の当事者、河野洋平氏と村山富市氏の守護霊を呼び出し、『「河野談話」「村山談話」を斬る!』として発刊。「談話には確固たる根拠はなく、周りに踊らされて発表したもの」との証言を“スクープ"した。

こうした一連の書籍の発刊は、自虐史観の根拠を崩壊させ、日本人に自信と信仰心を取り戻させている。

終戦記念日の靖国神社参拝者数は、昨年を1万4千人以上上回った。また、式年遷宮の年ではあったが、伊勢神宮の参拝者数は、例年の1.5倍以上にのぼり、9月の時点で過去最高の参拝者数を上回っている。

他にも、2015年に開学予定の幸福の科学大学の理念とビジョンを語った書籍や、既存仏教の間違いに切り込んだ書籍、マスコミ人や言論人の本音に迫る書籍などが出された。

大川総裁が、質・量共に「超人的」な仕事を続けているのは、世界中の人々に真実の智慧を届け、真理の世界に誘いたいという情熱からだ。宗教や思想の違いによる紛争が起こり、正義とは何かが見えにくくなっている今、「ワールド・ティーチャー」から発される言論が、混沌とする世界を漕ぎ渡るための羅針盤となることだろう。まずは興味のある分野の書籍を手にとっていただきたい。(佳)

【関連記事】

2013年10月号記事 大川隆法著作シリーズ1300冊の歩き方

http://the-liberty.com/article.php?item_id=6540

2013年12月号記事 霊言シリーズ200冊発刊の意味 (前編)

http://the-liberty.com/article.php?item_id=6832

2014年1月号記事 霊言シリーズ200冊発刊の意味 (後編)

http://the-liberty.com/article.php?item_id=6986

2014年2月号記事 「智慧の挑戦」 - 2013年エル・カンターレ祭 - 大川隆法総裁 法話・霊言レポート

http://the-liberty.com/article.php?item_id=7101

Web限定記事 1300冊を発刊した大川隆法総裁が、自身の知的自己実現論、読書論について語る

http://the-liberty.com/article.php?item_id=6711