日米両政府は1日、日米防衛協力のための指針(ガイドライン)の再改定を完了させる方針を固めました。2014年末までに完了させる予定で、中国の海洋進出や北朝鮮の核開発、沖縄の基地問題なども盛り込まれるようです。日米安保を話し合うたびに必ず話題に上がる日米防衛協力のための指針ですが、どのような取り決めなのでしょうか。
そもそも日米防衛協力のための指針とは、冷戦期の1978年に策定されたものです。当時は現実味のあった「第三次世界大戦」や「北海道にソ連が攻めてくる」といったことから日本を守るため、主に軍事面、自衛隊と米軍の協力に関して日米間でまとめられました...
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