少し前に「下山の思想」が話題になった。「成長神話の呪縛」などの物々しい言葉を使って、「日本は、もう物質的繁栄は十分だ。経済成長を求めるのは終わりにしよう」といったムードをかもし出そうとしていた。だが世界に目を転ずれば、いまなお10億人以上が極貧に喘(あえ)いでいる。日本が経済成長を放棄するのは、彼らを助ける義務と責任を負おうとしない、視野の狭いエゴイズムに他ならない。英誌Economist(6月1日号)のカバーストーリー「貧困の終わりに向けて」が、改めてそう思わせてくれた。
・・・・・・(2ページ目から全文をお読みいただけます)









![真理の舞台になった歴史 [第11回] - 消された中南米の高度古代文明 真理の舞台になった歴史 [第11回] - 消された中南米の高度古代文明](https://media.the-liberty.com/images/20220903/13c58307-7a25-4935-8704.2e16d0ba.fill-100x55.format-jpeg.jpg)












