《ニュース》
3月5日付本欄(「トランプ政権、中南米12カ国の右派首脳を集め『反中』会談へ」)で予告した「反中」会談が開催されました。
トランプ米大統領は7日、フロリダ州マイアミ近郊にあるトランプ一族所有のリゾート施設に中南米12カ国の首脳らを招き、西半球の課題を議論する「アメリカの盾サミット」を開きました。
《詳細》
会合に出席したのは、トランプ政権との関係が良好なアルゼンチンやチリ、パナマ、エルサルバドルなど12カ国の首脳です。この他、首脳は出席していないものの、実務レベルで合意している国が、グアテマラやウルグアイなど5カ国あります。トランプ氏に「麻薬カルテルの中心地」と名指しされたメキシコや、コカインの世界的産地コロンビア、ブラジルの首脳などは欠席しました。
本会合で新たに発表されたのが、「軍事連合」の発足についてです。
トランプ氏は、麻薬カルテルへの対応や治安強化などで協力するため、中南米17カ国で構成する新たな「軍事連合」の結成を宣言。アメリカは、軍事作戦などを通じて各国を支援し、中南米からの麻薬流入の阻止を図る狙いです。
トランプ氏は演説で、「これまでアメリカの指導者たちは、国境を越える犯罪組織が西半球の広大な地域を直接支配するのを許容してきたし、犯罪組織はあなた方の国の一部を支配してきた。われわれはそれを絶対に許さない」と語った。合意の核心は、「凶悪なカルテルとテロリストのネットワークを壊滅させるため、圧倒的な軍事力を行使するという確約」だと述べました。
そして、1月に攻撃したベネズエラからの石油輸送を停止するなどして圧力を強化している反米社会主義国キューバについて、「キューバには石油がない。彼らは交渉を望んでいる」「間もなくキューバに訪れる大きな変化に期待している。キューバはまさに最後の瞬間を迎えている」という認識を示しました。ベネズエラとキューバは、中国との政治的・経済的結びつきが強いことが知られています。
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