《ニュース》
全国の女子大における、トランス女性(出生時の性が男性で、性自認が女性)の受け入れが広がる一方、一部のネット界隈では、身体的には男性の「女子大生」による、他の女学生への興味を想起させかねない投稿が注目されるなど、その在り方がさまざまに議論を呼んでいます。
《詳細》
毎日新聞が4日に報じた調査結果によると、全国の女子大40校のうち、6校がトランス女性の入学を認めていると回答。1校が今後入学を認め、16校が受け入れを検討していることが明らかになりました。
トランス女性の入学を認めているのは、国立ではお茶の水女子大、奈良女子大、私立では宮崎学院女子大、ノートルダム清心女子大、日本女子大、津田塾大です。福岡女子大も2029年度からの受け入れを表明しています。
2020年以降、トランス女性の受け入れに前向きな女子大が増えていることについては、推進・反対さまざまな議論がなされています。
例えば今回の調査結果を受けて、女子大に通うトランス女性(性別適合手術やホルモン治療も受けていない、30代半ばの身体的には男性)がSNSで、「大学終わってデートに行く新茶ちゃん(新入生)がめちゃ可愛かったので駅までずっとストーキングして後ろから見守ってました」などと投稿していた件が注目されています。
投稿内容の真偽も真意も断定はできませんが、不安を呼び、実業家の西村博之(ひろゆき)氏が「生物学的男性で、女性を性的対象として見るトランスジェンダーの人もいるのだから、想定は出来てた事だよね」「女子校が多様性を求めるなら、性別問わず入学出来る共学にすればいいでしょ」と問題提起するなど、話題となっています。
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