2025年11月号記事

参政党の限界から見る

日本が世界の大国になる条件

日本の未来が暗く見えているのには、原因がある。
考え方次第で、日本が復活し、繁栄することは可能だ。

本誌10月号の特集「移民をどう考えるか」で、政府の外国人政策を舌鋒鋭く批判し、議席を伸ばした参政党の問題点を指摘した。だが、その特集の発売情報を流した8月下旬に「異変」が起きる。

同党の神谷代表が従来の論調を変え、「もともと日本は縄文時代から移民国家である」「総人口の10%までなら外国人は許容できる」と発信し、支持者を困惑させている。

参政党は「日本人ファースト」をスローガンに掲げ、"移民反対派"と認知されてきた。それをあっさりひっくり返すとなると、どこまで信用してよいか分からなくなる。

しかしこれから紹介する「参政党の限界」は、目先の対応では変えられない同党の本質的な問題である。そして参政党の限界を「鏡」とすれば、「日本が世界の大国になる条件」が逆説的に浮かび上がり、日本が繁栄する未来が見えてくる──。

※文中や注の特に断りのない『 』は、いずれも大川隆法著、幸福の科学出版刊。

 
次ページからのポイント(有料記事)

「昔返り」では未来は開けない

「鎖国型一国平和主義」から抜け出せ

「国際正義」を発信し、世界を善導せよ

世界の人材が集まり続ける国家は繁栄する