《ニュース》
大学生にとって、「生成AIの利用」は日常的なものになっています(7月24日付PR Times)。
《詳細》
大学生を対象とした人工知能(AI)利用の実態調査で、大学生の約84%が週1回以上、ChatGPTなどの生成AIサービスを利用していることが分かりました。一方で、「生成AIサービスを利用していない」と答えたのは、わずか2.4%にとどまりました(コンサルティング会社「イマーゴ」の九州大学を拠点とするシンクタンク部門「iQ Lab」による調査)。
レポート作成などの学業面にとどまらず、プライベートの日常生活においても、生成AIを「よく利用する」「たまに利用する」と答えた学生は64.2%を占めました。
利用している生成AIは圧倒的にChatGPTが多く、82.2%の学生が「最も利用頻度が高い」ものとして選んでいます。
調査では、大学生が生成AIを、まるで気軽に相談できる「デジタルの親友」のように使っている実態も明らかになりました。例えば、「AI彼氏」のように話しかけたり、「恋愛やお金の相談」をしたり、「人生のやりたいことリスト」を相談しながらつくったり、「洋服選び」の相談をしたりといった形です。
また、「AFPBB News」(7月26日付)も、韓国の就職活動中のZ世代(10代後半~20代後半)の86%が、AIを積極的に活用していると報じています。履歴書の作成や企業情報の検索などのみならず、感情や悩みを打ち明ける人も多くいました。
人ではなく、AIにだけ悩みを打ち明けたことのある人は73%に上りました。AIに打ち明けた悩みは、「就職活動・進路・転職」が最も多く、61%でした。悩みを打ち明けるのに、どちらが楽かという問いに対し、「AI」と答えたのが32%、「人」と答えたのが33%で、ほぼ同じ割合でした。
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