
アジア太平洋交流学会会長・目白大学大学院講師
澁谷 司
(しぶや・つかさ)1953年、東京生まれ。東京外国語大学中国語学科卒。東京外国語大学大学院「地域研究」研究科修了。関東学院大学、亜細亜大学、青山学院大学、東京外国語大学などで非常勤講師を歴任。2004年夏~05年夏にかけて台湾の明道管理学院(現・明道大学)で教鞭をとる。11年4月~14年3月まで拓殖大学海外事情研究所附属華僑研究センター長。20年3月まで、拓殖大学海外事情研究所教授。著書に『人が死滅する中国汚染大陸 超複合汚染の恐怖』(経済界)、『2017年から始まる! 「砂上の中華帝国」大崩壊』(電波社)など。
習近平主席の"最も親しい友人"であるロシアのプーチン大統領は、主席の病状を探るために6月4日、ベラルーシのルカシェンコ大統領を北京の中南海へ送り込んだ、という情報がある。
ロシアがつかんだ「心臓発作説」?
6月9日、ロシア対外情報庁がクレムリンに提出した内部ブリーフィングによると、習主席は重病だという(*1)。
どうやら5月25日から6月第1週にかけて、習主席に心臓発作が頻発したようである。そこで、ロシアの医師たちは、習主席が会議に出席し続けた場合、どうなるかを評価している。
海外評論家の江峰(こう・ほう)によると、クレムリンの内部ブリーフィングでは、習主席は5月25日から26日の夜に心臓発作を起こし、6月の第1週には2回連続で心臓発作を起こしたという。
また報告の中では、中国共産党の一部高層幹部らが習主席の排除に合意している一方で、主席の側近グループが強力に阻止していると指摘されているという。
プーチン氏は北京の状況変化をしっかり監視するよう部下に命じた。ロシアの医師たちは、習主席が今後、会議に出席すれば、現場で何かが起こる可能性が高いのではないかと見ている。