2025年4月号記事

ニュースのミカタ

政治

選択的夫婦別姓法案

家庭を崩壊させる方向の法律改正は反対する

本稿執筆時点(2月17日)で、国会の予算審議は混迷を深めている。年度内に予算を成立させるための期限(3月2日)(*1)が迫る中、少数与党である石破政権は、いずれかの野党を味方に引き込まなければならない。

その際、「年収の壁」(国民民主党)、「高校の授業料完全無償化」(日本維新の会)という交渉テーマと並んで、立憲民主党との間では「選択的夫婦別姓法案の成立」が予算に賛成してもらうための事実上最大の"取引材料"になっている。「選択的夫婦別姓」とは、夫婦が望めば、結婚後もそれぞれ結婚前の姓(名字)を称することを認める制度だ。

(*1)予算案については、憲法の規定により、衆議院を通過すれば参議院で採決されない場合でも30日経てば自然成立する。