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警視庁保安課は今年1月~11月末までに、東京・歌舞伎町の大久保公園周辺で売春目的の客待ちをしたとして、88人の女性を逮捕しました。

《詳細》

近年、「立ちんぼ」と呼ばれる、路上で出会った男性と売春行為を行う女性が増えており、社会問題化しています。特に歌舞伎町では、売春や未成年の援助交際などが横行しています。

そうした中、保安課は10月から東京・歌舞伎町の大久保公園周辺の取り締まりを強化しており、10月10日~11月末の2カ月間だけで、売春防止法違反の疑いで女性50人を逮捕したと発表しました。

保安課によると、今年逮捕した女性88人のうち75人が10~20代の若者で、最年少は16歳だったといいます。27人はホストクラブなどの遊興費を稼ぐ目的で客待ちをしていたほか、17人はブランド品購入が目的で、なかには中絶費用を稼ごうとした女性もいたとのことです。

また、うち61人が無職だったことに加え、3割以上はインターネットカフェやホテル暮らしなどの住居不定者であり、遠方からの"出稼ぎ者"が増加傾向にあると見られています。

同課によると、取り締まりなどにより一時は沈静化の兆しが見えたものの、再び増加しているといいます。建物の物陰に隠れるなどして場所を変えているケースもあるとのことです。同課は「さらなる環境浄化のため、今後も対策を実施していく」としています。

産経新聞は、SNSで知り合った男性からの指示で「立ちんぼ」を繰り返して逮捕された女性に取材し、女性の境遇を"無間地獄"と表現しています(※幸福の科学の霊査によると、無間地獄は思想犯などが堕ちる世界であり、快楽に溺れた人などは血の池地獄に堕ちる)。

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