2024年1月号記事
マスコミが報じない
トランプ復活の真実
前期政権の苦難、前例のない政治的弾圧、暗殺未遂──。
あらゆる試練を跳ね返して、ドナルド・トランプ氏はアメリカ大統領選を制した。その大勝利の裏で、日本のマスコミが報じない巨大な地殻変動が起きている。
まさに歴史的な"パーフェクト・ゲーム"となった。
共和党は20年ぶりに総得票数で勝利し、一人の候補者が7つの激戦州すべてを制覇するのは40年ぶりだった。一度退任した大統領が返り咲くのは、なんと132年ぶりである。
トランプ氏が勝利宣言で語ったように、2024年の米大統領選は文字通り「史上最も偉大な政治運動」となった。
一方、トランプ氏は史上最も激しい弾圧を受けた大統領候補でもあった。SNSから追放され、前代未聞の4つの刑事訴訟を受け、社会的に抹殺されかけた。選挙中も2020年を超える史上最悪の偏向報道を受け、何より二度もの暗殺未遂事件に遭った。
弾圧からの大勝利
この歴史的大弾圧を歴史的大勝利に転じたことで、トランプ氏はアメリカの悪しきシステムや価値観を崩壊させつつある。さらには一期目の延長線上では成し得なかった大改革を断行する環境を得た。
「世紀の逆転劇を目の前にして、ワシントンDCの街中には言葉では言い表せないワクワク感が充満しています」
ワシントン在住の政治アナリスト岸和之氏は語る。
「トランプの勝利が確定した直後、中国問題に関心を持つ元政権高官、著名言論人たちと意見交換しました。民主党系でトランプに表向き懐疑的な人でも、終始笑顔で、『トランプが中国に対しても何かすごいことをしてくれそうだ』という、理屈を超えた期待感を隠せないようでした」
どんな挫折も、さらなる飛躍のチャンスに転じる──トランプ氏の「常勝思考」(*)の真骨頂とも言える、大復活の真相と展望に迫った。
(*)大川隆法・幸福の科学総裁は1989年の時点で、著書『常勝思考』(幸福の科学出版)においてトランプ氏が未来の大統領になると予言しつつ、(挫折を次の飛躍のチャンスに変える「光明転回」の体現者として挙げている。
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