《ニュース》

米国防総省がこのほど、UFOを含む未確認異常現象(UAP)に関する年次報告書を公表しました。

《詳細》

本報告書によると、昨年8月から今年4月末までの8カ月間で、計274件の情報が新たに寄せられたということです。これで、UAPに関する情報は計800件を超えることになります。

また今回は、過去に未報告だったものも含めて、19年以降の計291件のUAPに関して分析を行いました。約半数は球状や円状で、長方形や円筒形のものも少しあったといいます。また、21%の物体は光っていたということです。

報告書公表にあわせて、国防総省でUAPの分析を行う「全領域異常解決局(AARO)」のショーン・カークパトリック局長は、CNNの取材に対し、毎月数十件の報告が寄せられており、近い将来には「数千件とはいわないまでも、数百件」に増える可能性があると回答しています。また、無害な物体が圧倒的多数を占める一方で、中には敵国がスパイを試みていると思われる現象もあるとし、「外国の活動に起因しているかもしれない憂慮すべき特徴があり、調査に力を入れている」としています。

なお、AAROはほとんどの報告は「通常現象」で説明できるとし、「高速移動」や「未知の形態」など興味深い特徴のある目撃情報はごくわずかだとしています。

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