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アメリカ政府の情報機関を統括する国家情報長官室は23日、新型コロナウィルスの起源に関する複数の情報機関の分析をまとめた報告書を公開しました。それによると、コロナの起源は特定できていないようです。
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情報機関の報告書はかなりの分量があると予想されていましたが、公表されたのはたったの10ページに過ぎません。各情報機関の報告内容の要約が数ページあるのみで、全体像を把握することは困難です。
それによれば、国家情報会議など5つの情報機関が「コロナは動物を介して人に感染した」可能性が高いと分析し、連邦捜査局(FBI)とエネルギー省は「中国・武漢のウィルス研究所から流出した」と判断し、中央情報局(CIA)などの2つの情報機関は「いずれにも矛盾する情報があり、特定できない」と判断を保留したといいます。
また、多くの情報機関は「(コロナは)遺伝子操作されたものではない」と見ており、全ての機関が「生物兵器として開発されたものではない」と評価したといいます。
アメリカでは3月、情報機関の機密扱いとなっているコロナの起源に関する情報を開示するよう求める法律が成立し、報告書はこれを受けて公表されました。
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