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中国がアメリカの情報を収集するために、米本土に近いキューバに通信傍受施設を設置する計画だと、米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版が8日に報じています。
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米フロリダ州から約160キロメートルに位置し、アメリカの「裏庭」とも言われるキューバにスパイ施設を設置すれば、中国は電子メールや電話、衛星通信などを電波信号の傍受によって情報収集(シギント)できると、米当局者はウォールストリート・ジャーナルの取材に答えています。
キューバは財政難に苦しんでおり、拠点設置の見返りに数十億ドル(数千億円)の支払いを受けることで、秘密裏に合意したといいます。米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は、「その報道を目にしたが、正確ではない」と否定したものの、記事の全てが間違っているかどうかは触れませんでした。
冷戦時代のソ連は、キューバに海外最大のスパイ拠点を構えていました。
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