2023年6月号記事

未来を開く『箴言集』から考える

人生の「目的」と「使命」

大川隆法・幸福の科学総裁による、書き下ろし箴言集が大きな話題を呼んでいる。
今回は、そのうちの4書を通して、人生の途上で与えられる「悟りの縁(よすが)」について読者と考えた。

大川総裁による「箴言集」シリーズが、昨年末から『人生への言葉』を皮切りに発刊されている。

テーマに合わせてそれぞれ百カ条の箴言が綴られ、現時点で7冊が発刊。全国の読者から反響が寄せられている。

幸福を妨げる思いと行いは何か

生きていく中で失敗や挫折を経験することがある。自分では成功だと思っても周りから人が離れていき、何かがおかしいと思う。幸福になりたいと願っているにもかかわらず、なぜか苦しみばかりが生まれる──。

仏教では仏の慈悲の一面が、「抜苦与楽」として表現される。

大いなる存在が、一人ひとりの心に刺さっている苦しみのとげを抜き、心に自由を与えて楽にする。悟りたる者が大いなる智慧でもって、生きとし生けるものを育み導く深い愛だ。この前提には、あらゆる人が根本において、神仏より分かれたる光の一つだという真実がある。仏の子としての自覚を持って仏性を磨けば、一定レベルの悟りを開くことが可能であり、自分自身が悟りを高めることで他の人をも導いていくことができる。

大川総裁の説法回数はすでに3500回を超え、発刊点数は全世界で3100書を超える。その上で大量の書籍群から「自分に今、必要な教え」を取り出すことが難しい人に向けて箴言集が出された。繰り返し味読して反省的瞑想を行う中で、幸福を妨げていた自らの「思い」と「行い」が正しく見えてくる。

本企画では特に、『仕事への言葉』、『病の時に読む言葉』、『地獄に堕ちないための言葉』、『妖怪にならないための言葉』の4書について読者の気づきを紹介すると共に、全ての人に対して人生の途上で与えられる、「悟りの縁」について考えたい。


今読みたい、必読の箴言集

全て大川隆法著、幸福の科学出版刊