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アメリカのブリンケン国務長官は18日、ウクライナ戦争を続けるロシアに対し、中国が武器の供与を検討している情報があるとして、王毅(おう・き)政治局員に懸念を伝えたことを明らかにしました。
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ブリンケン氏は19日に放送された米CBSテレビなどのインタビューで、「今懸念しているのは、中国が殺傷力のある支援の提供を検討しているということだ」「弾薬から武器そのものまで一通り」などと述べました。王氏に懸念の意思を伝えたことについて、「我々の深い懸念を非常にはっきりと、直接的に話すことが非常に重要だった」と語りました。
一方、中国外務省は、「中国とロシアの2国間関係は、2つの独立した国の主権の範囲内にあり、中露関係に対するアメリカの指弾や圧力は決して受け入れない」という声明を発表しています。
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