《ニュース》
海上保安庁の巡視船は29日、沖縄県石垣市の尖閣諸島周辺で、中国海警局の公船4隻が航行しているのを確認しました。尖閣付近で確認された海警船の活動日数は、これまで最多だった2020年を上回り、過去最多を更新しました。
《詳細》
第11管区海上保安本部(那覇)によると、今回確認された公船4隻のうち1隻は機関砲のようなものを搭載していました。
尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは11日連続で、「常在化」が進んでいます。海警局の船が領海内で操業する日本漁船に近づき執拗に追尾するケースも増えており、領海への侵入時間も長くなる傾向にあります。
また、尖閣周辺の領海では25日、海警局の船の連続侵入が72時間45分となり、2012年以降で最長を記録しています。
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