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ポーランドの村にミサイルが着弾したことを受け、ウクライナの専門家が現地調査に加わることになりました。ウクライナのゼレンスキー大統領は17日、「調査が終わった後にのみ結論が出せる」と語っています。
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ロシア製ミサイルが15日にポーランドの村に落ち、2人が死亡する出来事が起こりました。ゼレンスキー氏は16日、「空軍からの報告を信じている」「我々のミサイルではないことに、疑いの余地はない」などと述べ、ロシアの仕業であると批判しました。
しかし、ミサイルの残骸を写した画像により、ウクライナ軍が所有する防空ミサイルの一種である可能性が高いことが浮上。ポーランドや北大西洋条約機構(NATO)、そして衛星情報を持つアメリカの当局者も、ロシアのミサイルというウクライナの主張に疑義を呈しました。
NATOの外交官は英紙フィナンシャル・タイムズに対し、「バカバカしくなってきた。ウクライナ人は私たちの信頼を破壊している。誰もウクライナを非難してないし、彼らは公然と嘘をついている。これはミサイルよりも破壊的だ」と述べています。
ハンガリーのグヤーシュ・ゲルゲイ首相府長官は、「このような状況では、世界の指導者は責任ある発言をすべきだ」「ウクライナの大統領が即座にロシアを非難したのは間違いであり、悪い手本だ」などと指摘し、無責任な発言であるとしました。
NATOなどから批判が起きる中、ゼレンスキー氏は17日に改めて「我々のミサイルではない」と語った上で、調査の実施を求めました。
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