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主要20カ国・地域首脳会議(G20)が15日、インドネシアで開幕しました。
焦点となっているロシア―ウクライナ戦争について、加盟国内で共同声明の文言をめぐって対立。合意に至るかは微妙な情勢となっています。もし採択できなければ、2008年のG20発足以来初めてとなる異例の展開になります。
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会議には、アメリカのバイデン大統領や中国の習近平国家主席、ロシアのラブロフ外相(プーチン大統領の代理)らが出席しました。
声明の草案では、ロシアによるウクライナ4州の編入を非難する国連決議に言及。G20では、欧米諸国と日本などが決議に賛成しましたが、中国やインド、南アフリカが棄権しています。このほか、ロシア制裁に慎重な国や、インドネシアのように議論をまとめなければならない国があるなど、国によって立場が異なっており、表現の微妙な調整が続いています。
恒例である首脳の集合写真についても、アメリカなどがロシアとともに撮影することを懸念し、取り止めになる可能性も高まっています。
議長国を務めるインドネシアのジョコ大統領は冒頭の演説で、「我々は戦争を終わらせなければならない。世界を2つに分断すべきではない。新たな冷戦に陥ってはならない」と語り、足並みを揃えるよう促しました。
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